和尚のひとりごと№1589「六時礼讃 初夜礼讃1」

和尚のひとりごと№1589「六時礼讃 初夜礼讃1」

 

 

 

 

第二沙門善導
謹依大経採集要文以為礼讃偈
二十四拝当初夜時礼

【読み下し】
第二に沙門善導
慎みて大経に依りて要文を採集して以て礼讃の偈と為す
二十四拝、初夜の時に当りて礼す

【意味】
第二に、沙門善導は『大無量寿経』によって要となる大切な偈文を集めて礼讃の偈とする
計二十四拝を初夜の時に行う

(善導『往生礼讃偈』より)

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。